腰痛とは?
腰の周囲に痛みや不快感が生じる症状を指します。腰は上半身と下半身をつなぐ重要な部位で、多様な原因で痛みが起こりやすくなります。
一般的には「背中の下部から骨盤まで」の範囲を指し、解剖学的には「腰椎1番から腰椎5番までの周囲」を指します。
この範囲で生じる痛みを総じて腰痛と呼びます。
※英語では「腰」は「lower back」、背中は「back」と表現されるため、腰痛は「back pain」「lower back pain」と表現します。
※脊柱模型の赤色の部位が腰椎
腰痛の原因として代表的な筋肉
□大腰筋
※大腰筋と腸骨筋をまとめて腸腰筋ともいいます。腰痛で来院される方の多くに大腰筋の異常な緊張や筋力低下がみられます。
□脊柱起立筋群
※背骨に両側に沿って腰から首まである、複数の筋肉が複雑に折り重なっており名前の通り姿勢保持に重要な役割を果たしている。
□腰方形筋
※脊柱起立筋群の奥に位置するインナーマッスルで、腰痛の原因として異常な緊張や筋力低下が見られることが多いです。
□広背筋
※骨盤から腕の付け根まで付着する広範囲の筋肉で、姿勢の悪さが原因で緊張しやすく、腰痛に影響を及ぼすことがあります。
□臀部筋群(梨状筋・大殿筋・中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋など)
※脚の疲労からくる腰痛の原因となる筋肉群で、梨状筋は坐骨神経痛の原因となることもあります。
□腸脛靭帯
※大腿筋膜張筋・大殿筋から膝下まで伸びる靭帯で、腰痛との関連が見られます。
□ハムストリングス
※太ももの裏側の大きな筋肉で、骨盤のゆがみの影響が出やすく、腰や臀部の痛みに関係することも
□大腿四頭筋
※太ももの前側の筋肉。
□腓腹筋・ヒラメ筋
※ふくらはぎの筋肉で、疲労が腰に負担をかける要因になることもあります。
慢性腰痛と急性腰痛とその原因
急性腰痛の原因
重い物を持ち上げた際や急な動作が原因で発生しやすい「ぎっくり腰」に代表される急性腰痛があります。
また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折、腰椎すべり症なども急性腰痛の原因になります。
ただし、これらの症状があっても必ずしも痛みが出るわけではありません。
また、内臓の異常が原因で腰痛が生じる場合もあります。
慢性腰痛の原因
姿勢の問題、疲労の蓄積、運動不足、肥満(体重の増加)、消化不良、便秘、癌などが考えられます。
また、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、変形性脊椎症、骨粗鬆症などが原因となることもあります。。
腰が痛い、足がしびれる、もしかしたら椎間板ヘルニアかも!?
なんか腰が痛いな、違和感あるななんて思って放置していたらある時に腰に激痛が走り立てなくなるなんて事も。 たかが腰痛かななんて思っていたら、あとあと大変なことになるかもしれません。 そこで今日はよくある ...
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あなたも腰痛かも!?症状チェック!
- デスクワークなど長時間座っていると腰が痛い
- 長時間立っていると腰が痛い
- 仰向けで寝ると腰が痛い
- 朝起きると腰が痛い
- 夕方になると腰が痛い
- 長時間歩くと腰が痛い
- 重いものを持った時に腰が痛い
- 腰を反らしたり捻ると痛みが出る
- 朝起きると腰がだるい
- 夕方になると腰がだるい
- 子供を抱っこしていると腰が痛い
上のチェック項目に一つでも当てはまる方は腰痛もしくは腰痛予備軍なので注意が必要です。
放置すると慢性化や重度の症状に進行する場合もあるため、早めの対策をおすすめします。
どうすれば腰痛を改善したり予防できるの?
- ストレッチを定期的に行う。
- 適度な運動で関節や筋肉を動かす。
- 定期的に「カイロプラクティック」や「整体」で関節の可動性を改善し、筋肉の緊張を緩和する。
- 適切な体重を維持する
適度な運動と定期的なケアは腰痛の予防と改善に効果的です。
早いうちから腰痛対策を始めることで、将来の介護リスクを減らし、生活の質(QOL)の向上にもつながります。
京都カイロプラクティック整体院の「腰痛」施術担当者
2万人以上の施術実績
15年以上の施術経験
毎月2回はクリニックへの出張施術を行い、医師、看護師、訓練士さんなど医療現場のスタッフさんの身体のケアを担当させていただいています。
当院の概要
住所
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